李宝の人生観 1

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李宝は私が大連で知り合った若い中国人の女性だ。 彼女は私の隣に住んでいる。 私たちのアパートに引っ越してきてから間もなくみんなと知り合ってよい友達になった。

李が来たその日はもう夜の7,8時ごろだった。 私たち数人の古い店子は客間で話しこんでいた。 こんな時に新しい店子が入るなんて、どうしても思えなかった。

彼女は長い髪をしていてTシャツとジーンズを着ている。 2つのぎっしり詰まった旅行バックを手に持っている。 話を通して広州のある大学を卒業したばかりだと分かった。

大連は仕事を探しやすいと聞いて数人のクラスメートと一緒に大連にやって来たのだ。

「今、私が住んでいる小さな部屋は毎日の家賃は130元だ。 今持っているお金なら一週間は住めるけど。 明日、仕事を探さなきゃ・・・」と彼女は真面目に言った。

なんか、冗談を言っているようだった。

李の両親は古い華僑でイギリスでアクセサリー店を経営している。 生活は豊かです。 でも李にとって、大学を卒業することは、独り立ちして社会に入って親に頼らないで自分で努力することを意味する。

李はアパートに住んでから仕事を探すことで忙しかった。 ある日の昼ごろ私は仕事から帰って来て、彼女が客間で電話しているのを見た。 テーブルには求人広告、中、英字新聞がいっぱいだった。

続。