中国アモイ(厦門)のコロンス島、華僑たちの華やかな夢のあと。

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コロンス島はアモイ(厦門)南西の沖合いに位置する小島。


かつてアヘン戦争後(イギリスと清朝の戦争)の南京条約で廈門が列強諸国(日本も含む)に開港された際、その列強諸国の租界地がこの島に造られた。


香港はその当時にイギリスが奪い取った。


いわゆる、清国との貿易で儲けた各国や華僑の成功者たちが財を築き沢山の別荘がコロンス島に建てられた。


今でも島内のあちこちには、古びた赤レンガ造りの洋館が建ち並び、往時の面影を色濃く残しエキゾチックな妖しい空気が島全体に広がっている。


コロンス島は廈門の中でも最もポピュラーな観光地で、中国内外の観光客でいつもごった返している。


コロンス島は、多くの道が狭いことや、環境保護の観点から、島内では車の使用が禁止されているので、ぶらぶら歩きに都合がいい。


台湾に近く、気候は温暖で絶好の観光地だ。