強大な権限力の中国と中国の銀聯カードを考察


中国の銀行カードが日本のATMで使えるとは知らなかった。

中国で銀行カードをつくると必ず銀聯カード機能(デビット機能)がついている。

中国の各銀行カードは大型スーパーで使えるので大半の中国人は現金よりも銀行カード(デビット機能付き銀聯カード)で支払っている。

銀聯カードは2002年3月に中国国内の80強の金融機関が共同で銀聯カードを設立し、バラバラだった金融機関間の決済システムやルールを統一した。とウィキぺディアに書いてある。

巨大で複雑な銀行システムを、中国共産党が命令して、あっというまに統一したと言うことだ、日本と違って反対出来る者はいない。

国家主義一党独裁指導体制のいいところ、市場経済自由競争放任主義の日本との違いだ。

銀聯カードは巨大化して、日本を始め世界20ヶ国で使える・・・。ウィキぺディアに書いてある。


中国から円や中国人民元の持ち出し額は制限されている。

ならば中国の銀行に円を人民元に両替して預金して、銀聯カードを使って日本のATMで引き出し出来る、預金金利は定期にすると年5%以上だ。普通預金と定期を併用して、日本で銀聯デビットカードで買うも良し、日本のATMで現金を引き出して使うも良し。中国共産党はしたたかだ。

中国共産党はこんな方法でも外貨資産を貯めこんで中国経済を巧くコントロールしている。中国経済が破綻しない理由の一つだ。

尚、中国人の日本への銀行送金限度額は1年500万円迄。中国から持ち出しは100万円まで。中国から外国人による送金は一回500万円まで。


銀聯カードが引き出しできるATMは三井住友、三菱東京UFJ、ゆうちょ銀行、イオンクレジット、セブン銀行で使える。一日の引き出し上限額は1万人民元です。130,778 JPY(2012/3/10)

便利になったもんだ!

注意、中国は一党独裁政権です、中国政府にとって都合悪くなると政策は直ちに変更になります。