礼儀正しい大連の北風、歩行者、運転手、大連人、交通渋滞を考察、儒教の教え、中国人気質


今日の朝は霧が出ている、これは温かい地表に大陸から冷たい空気が入ってできた霧です、霧の日は風が吹かないので清清しい気分になる。
これからは日に日に寒くなって行くのだろう。

今日は青空が広がりそうだ。
青空と海に囲まれた大連、中国人が大連を好きになる原因の一つです。

一昨日は、木枯らしが吹いて、紅葉した大きな落葉と薄っぺらな沢山のレジ袋を建物の隅にまとめていた、
大連人とは正反対な礼儀正しい北風でした。



さてさて、大連人は自分の前を横切る人に道を譲らないことに気がついた。
ぶつかる寸前に、間一髪回避する、はたまたぶつかる、どちらかだが、私は幸いにもぶつかったことはない。
私のように事前に遠慮して回避する人は少ない、日本人とは違う気質だ。

しかも大連人は人の鼻先を平気で横切って平然としている、
まるで、この世は我がだけのものといわんばかりだ、失礼極まりないが、いちいち気にしていてはなにもはじまらない。

この様でないと、この中国では生きていけない、これこそが大陸気質である。

このように自己主張がはっきりしていれば、返ってすっきりする。

さらに、混んだバスの中でも、老人や子供などの弱者に、さっと席を譲る。
ここが空いている、と主張する、少しもてれがない。

これは見ていて気持ちがいい、すっきりしている。
なんと優しい大連人だ!


さらさらに、最近の大連はマイカーブームの真っ只中だ、マイカー出勤、退社で交通渋滞がひどい、歩いた方が早いくらいだ、道路拡張工事をしても一向に変わらない。

困ったことに運転者の人格は歩行時となんら変わらない、然るになんと、道を譲らないのだ、我が先と運転するので、接触事故が絶えない、

しかもだ、道路の真ん中でぶっつけた車を挟んで罵倒を始める始末だ、辺りは喧騒を越えて、非道と化す、さらに交通渋滞はひどくなり一歩も動かない。

なんとも迷惑極まりない、わが道を行く大連人だ!