お化けビル、大連の万達集団(グループ)考察と、ヒルトンホテル、不動産事業、万達、億達、安達集団、王健林、孫蔭環、
16号線2階建てバスに乗って大連埠頭へ行くと積み木のようなのっぽビルが見える。
大連湾を埋め立てた広大な土地の一角、大連埠頭のそばに建っている。ここは未だ発展途上の広大な土地だ。
ここは大連植民地時代この埠頭から、日本人が出入りした歴史ある港だ。中国初の破了航空母艦もあるところだア、ここからは見えんぞア。
この土地の一画に万達グループの本社ビル、ホテル、高級マンション、商業娯楽施設をつくっている。
ホテルはあの世界最大のホテルチェーン、ヒルトンの名前を借りている。名前だけは一流だが、サービス内容は三流以下、素人経営なのでごめんなさいアハ。
さて、この万達グループも、大連都市開発のほんの一部を担当しているに過ぎない。
万達グループのオーナー、王健林は1954年生。
16歳で人民解放軍入隊、軍に在籍しながら28歳で遼寧大学に学び同卒後、32歳で大連市西岡区政府入、中国共産党員。
1988年34歳で不動産事業へ転職。
現在の事業内容は商業不動産開発、ホテル事業、映画館カラオケ遊技場事業、百貨店事業が主な仕事。
中国の不動産事業50位くらいの小規模だ。(詳しくは知らん)
万達、億達、安達集団が大連に本社を置く3大不動産だ。
億達のオーナー孫蔭環は遼寧省大連市の人で大連市常任委員である。大連ソフトウエアーパーク開発で有名。
共産党常任委員でなければ土地買収は有利に出来ない不動産事業である、彼らの事業は根っからのずぶの素人である。
このビルお化けビルに見えてくる、金余り、積み木のビルを作って得意になっている子供のようだ、夜になるとこのビルのイルミネーションは鮮やかだ、優れたものはただそれだけだ。
そういえば中国人民文明向上のための施設、図書館、美術館、運動場、体育館、サッカー場、野球場等の箱物公共施設建設をしない。
マンション建設ばかり活発で、共産党関連企業の金儲けばかりだ。