大連満鉄、ようこそ中国ハローツアーへ 超特急アジア号の機関車パシナ

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よおこられたの、涙ぽろぽろ・・(パシナ)http://www.khi.co.jp/rs/company/history/since_1934.html

軸配置2C1のアメリカ式呼称「パシフィック」形の7番目の開発機関車を川崎車輌はパシナといった。

川崎車輌は中国大陸満州向けに多くの機関車、車両を製作した。中でも1934(昭和9)年、南満州鉄道に納入したパシナ形蒸気機関車は当時世界の最新鋭機関車で、大連-新京(現・長春)間の超特急「あじあ号」を牽引した。

1934年(昭和9年)11月1日から運転を開始した「あじあ号」は最高速度130km/h、大連 - 新京間701kmは所要8時間30分で表定速度は82.5kmに達した。これは、当時日本の鉄道省で最速の特急列車であった。
満鉄の軌道が標準軌の平坦線という好条件を考慮すると、当時の世界標準である。

更に新京(吉林省長春)-ハルピン(黒龍江省牡丹江のとなり)まで運転区間が延長されたが、当初この区間は軌道が脆弱なため、軸重の大きい「パシナ」形機関車は使用できず「パシイ」形機関車で牽引していた、軌道が改良された後も機関車は「パシロ」が用いられ、最後まで新京 - ハルビン間に「パシナ」形は投入されなかった。

1980年代まで中国で使用されていたらしいが、現在は訪れる人も無くひっそりと大連車両区の片隅に閉じ込められたパシナ、このパシナは当時大連機関区にあった7車両の内の一つです。観光用に保存されているらしいが、柱にすがって泣いてるようで哀れでやるせない。

参観の方へ・・・
ロシア街に行く(旧)日本橋を渡って線路沿いの右の道を5分くらい行くと古い線路が道路を横切っています、右に円形の建物が見えます、そこが機関車方向転換場です、ここに保存されています。

門番のおばちゃんがいますので(日本の火車を見たい、カン イーベン ホゥオチュウといいます)一般入観料は50元(600円)です。いつでも誰でも自由に参観出来ます。旅行社を通すと80元です。

訪問者が多くなるとパシナを綺麗にしてくれると思いますので皆さんどんどん訪問しましょう(笑い!)

しかし、このままの方が時代を感じられてとてもいい、
中国政府へお願い、綺麗にしないほうがいいですよ!