大連のホテル情報

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白玉酒店、ワインでも売っていそうで名前につられて入って行きそうですが、酒を売っているわけではありません。


(ホテルの種類)
中国では比較的大きくて設備の整ったホテルを飯店とか賓館と言います、飯店、酒店は香港や台湾から入ってきたホテルの言い方です、現在では飯店、賓館、酒店などどれも一般的なホテルの呼び名でよし悪しの比較は出来ません。

大きなホテルには大をつけて、大飯店、大酒店といいます、しかし大賓館とはいいません、安宿を客店とか言いますが、見れば安宿とわかります、安宿には外国人は泊まりませんし、汚くて泊まる気になりません。公的な宿泊所を招待所とか言います、たとえば中国人民軍招待所とか書いてあります、ここには怖くて寄りつけません。


(泊まれるホテルの星マーク)
一般的に外国人の泊まれるホテルには星マーク(最高は5星~3星)がフロントに飾ってあります、政府が設備が綺麗だと認めた印です、接客態度、マナーについては星マークは関係ありません。

国際と名をつけるホテルは、その都市(又は村や町)の政府が外国人が泊まっても満足できる国際級レベルと認定した証です、金持ち中国人の多く泊まるホテルです。

原則、政府認定の星マークがない所は外国人は泊まれません、そこに外国人が泊まるには、中国人の紹介が必要です。最近はホテルの質が良くなってきましたので、大酒店、大飯店と書いてあれば3星以上のホテルです、日本人が泊まっても問題ありません。綺麗さや設備により満足したい方は4星以上をお勧めします。

3星以下はバスタブがないホテルが多い、シャワーだけだったりします、シャワーもない部屋もありますので、安い理由が分かります、旅行の疲れを取りたい日本人には向きません。

2星はわざわざ飾らない、外見で2星の安ホテルとわかるから、2星ホテルに泊まるなら安ホテルに泊まるそれなりの中国人が多いので盗難などが心配で安心して眠れません。
特に安ホテルに泊まる中東系の顔立ちの中国人は要注意です、盗難に会う可能性が非常に高い。

さらに、3星以下の質の悪い田舎ホテルはチェックイン時に、タオル、コップなど不足の場合は申し出ないとチェツクアウト時に紛失とされ請求されます。料金清算時に待たされるのは持ち去りがないかチェックしているためです。

注意:4星ホテルの中にある怪しいスナックバーはホテル経営ではありません、個人経営です、日本人と判るとぼったくりに会う確立99%です、雰囲気で判断して立ち去るか、大金を持参して覚悟の豪遊をしましょう。


(ホテル料金)
フロントに貼り出してある料金表は政府通達の上限価格です。
上限価格より高くなることはありません、一部の高級ホテルを除いて、大体は上限価格よりは安い価格です。

最初の値切り交渉が重要です、ホテルが暇そうであれば交渉次第で上限価格の半分くらいになります、
大連のホテルは過剰ぎみなのです。

庶民的中国人の利用するホテルの許容料金範囲は100元~200元。 200元~300元は中流階級。300元以上は裕福な中国人です。500元以上になると政府幹部か成金の社長さんです。

5星ホテルでは同じ部屋でも中国人より日本人の料金が高いところがある、中国人に頼んで申し込んでもらうと安くなる。それから、宿泊料金は一部屋いくらの料金です。2人3人で泊まればお徳です。

大連でしたらシャングリラがマナー、料金ともにNO-1です。フラマホテルは金正日が泊まった老舗ホテルです。この2つが大連の最高級ホテルです。


(総括)
最後に、一見して外見は5星で高級そうで立派だが、中身が伴わないのが大連のホテル事情です、たとえばシャワーの出が悪い、日本語が通じない、接客態度が最悪などなどきりがないほどです。

接客サービスという概念を持たない服務員のいるホテルのことですが、これこそ中国と理解し寛容な心で許せる心優しい方でないと幻滅してしまいます。実は、一般的に中国人の性格はきついが実際は心優しい人が多い。

更に、中国人にとって日本人はお金持ちのイメージがあります、どこの国にも悪人はいます、新宿歌舞伎町のようなところに行きたい人は、日本人旅行者目当ての黒社会の人がいますので注意が必要です。

それでは、愉しい大連ホテルライフをお楽しみ下さい、グッドラック!